sponsored by 弁護士法人ALG&Associates
この事例は、本サイトのスポンサーである弁護士法人ALG&Associatesが対応した解決事例です。
帝王切開で出産したことのある妊婦さんの事例です。
分娩に際して陣痛を誘発するために子宮収縮薬(オキシトシン)(※1)が投与され、通常分娩が試みられました(帝王切開後経腟分娩試行)(※2)。
しかし、赤ちゃんの頭が降りてくることはなく、加えて赤ちゃんに徐脈(※3)が繰り返し起こります。それにもかかわらず、緊急帝王切開が行なわれませんでした。
結果として母体は子宮破裂(※4)を起こし、その後に実施された緊急帝王切開で取り出された赤ちゃんは脳性麻痺を発症したのです。
弁護士は医療機関のカルテを入手する一方、多数の医師に意見を求めながら調査を進めました。その結果、分娩時に投与された子宮収縮薬(オキシトシン)の副作用(※5)で子宮破裂に至ったという見解を得ます。そこで副作用被害救済(※6)給付の申請を行なったところ、給付が認められ、その時点で3000万円の経済的利益(※7)を確保しました。
しかし、調査だけでは医療機関に責任があるという顕名入りの意見書を入手するには至りません。弁護士は敗訴のリスクも覚悟の上で訴訟に踏み切り、訴訟終了まで177ページに及ぶ主張書面や50に及ぶ証拠を提出、主張と立証に尽力しました。
その甲斐あって、訴訟上の和解(※8)により1億2000万円、前述の副作用被害救済給付金と合わせて1億5,000万円の経済的利益を確保できました。
参照元:弁護士法人ALG&Associates公式サイト「医療過誤案件の解決事例」
https://www.avance-lg.com/customer_contents/iryou/jirei/sanka-bunben/sanka_jirei14/
※1:子宮収縮薬(オキシトシン) ※2:帝王切開後経腟分娩施行 ※3:徐脈 ※4:子宮破裂 ※5:子宮収縮薬(オキシトシン)の副作用 ※6:副作用被害救済 ※7:経済的利益 ※8:訴訟上の和解(裁判上の和解) |
sponsored by 弁護士法人ALG&Associates
「顧客感動」を目指し、日々尽力する弁護士集団
弁護士法人ALG&Associatesは、平成17年(2005年)に、金﨑浩之弁護士によって設立された法律事務所。
東京都新宿区西新宿に本部を置き、埼玉、千葉、横浜、名古屋、大阪、福岡、バンコクなど国内外10拠点以上に事務所を展開。総勢90名以上の弁護士と200名を超えるスタッフが、医療過誤をはじめとする幅広い分野で問題や悩みを抱えるお客様をサポートしています。(数字は2023年6月調査時点)