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この事例は、本サイトのスポンサーである弁護士法人ALG&Associatesが対応した解決事例です。
妊娠高血圧症候群(PIH)(※1)で入院していた妊婦さんの事例です。
分娩を迎える頃、妊婦さんには起坐呼吸(※2)など心不全を疑う症状が続いていました。しかし、循環器科医の専門的な診察がなされないままアデホス(ATP)(※3)が投与されました。その結果、母子ともに循環不全を起こし、赤ちゃんは脳性麻痺を発症してしまったのです。
調査依頼を受けた弁護士は、まず医療機関から任意開示でカルテを入手します。それを精査しつつ医学文献をあたり、第三者の循環器科医や産婦人科医の意見を得た結果、この事例は医療機関に責任があることを確信しました。
このような事例は相手方への高額な請求が予想されるため、訴訟に発展する可能性が高くなります。その部分については依頼者も納得したので、弁護士との訴訟委任契約が結ばれました。
ですが、この時点では示談交渉による解決の可能性も否定できません。念のため弁護士は示談交渉も試み、弁護士費用等を除く総額約1億8500万円の支払いを求める催告書を送付しました。
相手方はこれを受け、医療機関側の責任を認めざるを得ないと判断したようです。数回の交渉の後、ほぼ満額の1億9440万円(産科医療補償制度(※4)の補償金1440万円を含む)で和解が成立しました。早期解決に至った要因のひとつには、相手方の対応が誠実であったことも大きく影響しています。
参照元:弁護士法人ALG&Associates公式サイト「医療過誤案件の解決事例」
https://www.avance-lg.com/customer_contents/iryou/jirei/sanka-bunben/junkanki_jirei05/
(本サイト監修:弁護士法人ALG&Associatesの許可を得て、公式サイトの事例を再構成しています)
※1:妊娠高血圧症候群(PIH) ※2:起坐呼吸 ※3:アデホス(ATP) ※4:産科医療補償制度 |
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